仕事量を増やして忙しくするほど、売上は減る
不思議な時代です。
長い時間コロナで人の心は不安に満ち溢れている。居酒屋や食事処ではアルコールが禁止や制限され、旅行や外に出掛けるにも気を使っている。
会社に出社しなくても給料がもらえるだけでなく、むしろ褒められる。前期より売上が減ればお上からお金がもらえる。
それだけでなく、不安を抱えている大家さんや地主に向けて解決方法を発信するだけで、募集や管理を受託する不動産会社がいる。社長や営業担当者が訪問しなくても、先方から相談の連絡や来店して来る。
仕事量を増やして忙しく動き回るより、パソコンやスマホで価値ある情報を発信する方が成果が上がる時代が到来しました。
日常の作業をシンプルに回す仕組みを探し続ける
出社しなくても、会社が回る仕組みが急務だ。巡回業務や改修工事などは朝会社に出社せずに直行直帰の方がはるかに効率は良い。
LINEやSlackを使えばスマホ1台で画像付きのレスポンスが簡単にできる。タイムカードなんて瞬時に不要になるし、通勤時間が短縮され従業員のストレスも軽減でくる。
家賃の入金確認などの事務的な業務だって、クラウド化して管理者だけに権限を付与すればほぼ自動化が可能になる。1年くらいかけて現状の作業を見直せば、かなり事務作業をシンプルにすることが可能になる。
これこそがコロナがもたらしてくれたチャンスと捉えれば良いのではないでしょうか。
作業量を増やして忙しくすると、ストレスで人は離れていく
コロナの影響で生活が大変になっている人がいる中で、ストレスで悩んでいる人も増えています。ストレスを抱えると出社や仕事をするのが苦痛になり疲労感は何倍にもなります。
やがてストレスは人を疲弊させ、能力が発揮できないだけでなく辞めていくことにもなりかねません。こんな時だからこそ、零細企業の経営者や幹部の方は従業員のストレスを軽減させることにパワーを注ぎ込むことが大切です。
根性で従業員を強いるより、徹底的に任せて楽しく働いてもらう
コロナが収束するには、もう少し時間はかかりそうです。ワクチン摂取が行き渡って、集団免疫を獲得すれば「もう大丈夫」となるまではまだ長い時間がかかります。世間の収束予想に安心しないで構えている方が気持ちに余裕を持って経営ができるでしょう。
こんな時は根性で従業員に仕事を強いるより、仲間として楽しく働いてもらえるように仕組み作り、会社づくりをすることが大切です。ヒトはミスを起こします。誰にも怠け心はあります。
まかせれば人は楽しく動いてくれるようになります。そんな時こそ徹底的にまかせて楽しく働いてもらいましょう。
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