仕事に命を賭けるなんて
生きていくために収入を得ることは大事です。家族や従業員がいればなおのこと。
でも仕事に命をかけるって必要なことでしょうか?
一度きりの人生です。生き甲斐を持ってやりたいことをやる。そんな生き方をしてみたいですね。
何のために、誰のために働くのか?
先日、大学病院の外科医の先生とお話しする機会がありました。先生はなぜ医者になったのですか? とお聞きすると。
人の命を救いたい。病気や怪我で苦しんでいる人を助けたい。
まるでテレビドラマのドクターのような、心が洗われる気持ちになるようなことを笑顔で爽やかに話していました。
親の後を継ぐ人以外の多くの医者が、医師になるきっかけは大概そういうことなんだろうな思いました。そんなステキな会話を自分に向けて見て、私はハッとしました。
自分は何のために、誰のために働いてきたのかと自問自答しました。すると・・・答えが出ない。
何十年もそんな答えの出ない仕事をしてきたのか? とその後も考えました。残念ながら私は、あの若い医師のようなキラキラした笑顔で”コレだ”という答えが出ませんでした。
時短や非対面営業で適切な利益を上げる方法を考える
近頃は健康診断を受診するたびに、血圧が高いとか、肥満とか、聴力で高音が聞こえにくくなるなど、少なからず問題点を指摘されます。健康であるかどうかは人それぞれですが、加齢や遺伝のせいもあり、投薬や定期的な検査でいろんなことが判って対処することが徐々に多くなってきました。
コロナは、私たちの生活や人生観を見直す機会にもなっています。コロナをきっかけに、以前のように夜遅くまで残業をしたり、休日に出勤したり、有給休暇を取らないことが当たり前、という考えはなくなりつつあります。
肉体的だけでなく、精神衛生面のケアや働き方も、10年前、20年前と比べて大きく変化してきました。その変化に対応して利益を生み出せる企業だけしか生き残れないようにも感じる今日この頃です。
いかにして、時短の中で企業は適切な利益を上げて、家族やプライペートを増やすことができるかどうかが問われています。企業の目的がヒトモノカネを増やさずに利益を確保する仕組みを確立することです。
具体的には訪問営業や対面接客中心だった従来の営業手法を捨て、インターネットやアプリを活用した非対面営業で効率良く利益を上げられるかが課題になってきました。
常識的な従来の経営から脱却して、非常識な経営手法へシフトする
会社を運営していくには、売上から経費や税金を差し引いて、残る収益でやり繰りしていかなければいけません。借入や利息があれば、それも差し引きの計算に入れる必要があります。
利益を上げるために規模の拡大のために借金するのが、従来の会社経営のスタンダードなやり方でした。コレからは、規模を拡大しなくても利益が生まれる仕組みづくりが急務です。
何のために仕事をするのか、誰のために働くのかをハッキリさせて、その答えを見つけてから仕事をすることが大事な時代になりました。
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