ブログは誰が書くのが一番効果が高いか?
コロナの影響で不動産会社の営業と経営の仕組みがガラリと変わってしまいました。お客様はお店に来店しなくても内見から契約までできる仕組みを作った会社が売上を大きく増やさなくても効率よく利益を上げるようになりました。
もはや、パソコンが使えないとか、オンライン接客ができないとか言っていたら確実に取り残されてしまいます。また従業員を多能工的に適材適所で活用することで人数を減らして黒字化することを経験してこの1年で学びました。
小さな不動産会社では、誰がブログを書くのかで揉めたり、その結果ブログ自体が立ち消えになったり、更新が滞ったりしがちです。
しかし、ブログで集客するためには誰が書くのが一番効果が高いでしょうか?
規模が大きい不動産会社は誰がブログを書くかでモメる
規模が大きい不動産会社になると、誰がブログを書くかでモメることが多いです。それだけスタッフが多くなると、書きたい人と書きたくない人が混在します。
ブログで集客することで社内に混乱を招く場合があります。残念ではありますが・・・
一方で、小さな不動産会社では、ブログのためだけに専用の人材を採用することはできません。今いる社員の誰かが通常の業務に加えて担当することが多くなります。それでモメる場合もあります。誰も仕事の負担を増やしたくないという気持ちがあるからです。
だからと言って外注はおすすめしません。自社のことは自社が一番知っているからです。
ブログの更新ごとに打ち合わせや新たな出費はすべきではありません。あくまでも自社でブログを書いて発信しましょう。
不動産経験が少ない新人に書かせる?
新人は比較的に時間があるので、毎年新人にブログを担当させて、社員教育を兼ねるという方法があります。これは一石二鳥に思えますが、大きな問題があります。
・業務経験が少ないので役に立たない(効果が薄い)記事で埋まってしまう
当たり前ですが、最初からスラスラ記事を書ける人間はいません。毎年書き手を替えると変わる度にスキルや記事の中身が薄くゼロになってしまいがちになります。最初のうちは挨拶などの役に立たない記事を量産しがちです。
また毎回、近所のランチ紹介ではブログ訪問者の大家さん売主さんも「ダメだ、この不動産会社は」となりかねません。
これでは「ユーザーの役に立つ記事をたくさん書いて検索上位に表示されることを目指す」という、ブログ解説の本来の目的から完全に外れてしまいます。あくまでも、ビジネスそして知名度アップ、ゴールは集客ということを忘れてはいけません。
各部署から人材を集めてブログ運営チームを作成する
賃貸、売買、管理、総務などの部署がある会社なら、若手の社員を1~2人集めてプロジェクトチームを作ると、比較的順調に進みます。仕事がわかっているので、記事の作成にも時間はかかりません。
数人で順番に更新すれば、各担当者は1ヶ月に1、2つ程度の記事の作成でいいので、かなり楽になります。
制作した記事で手当などを支給して給与に反映さセテ評価する会社もあると聞きます。記事の作成は本業ではないのでおろそかになりがちですが、評価の対象になれば、力の入れ方も違ってきます。
記事の作成の順番は決めて置いてもいいですが、どうしても材(ブログネタ)の数に差が出てきます。空室対策や不動産投資、リフォームなどは担当者を決め、短期集中で連載する形にしてもいいでしょう。
ブログで成果を上げたいなら、社長!あなたの出番です
いろいろとやかく言いましたが、ブログで素早く効果を上げたいなら社長様がブログを発信するのが一番効果があります。間違いありません。
要は、ブログというのは、文章の良し悪しや記事の書き方ではないからです。社長が発信するブログに不動産オーナーや大家さんは信頼を寄せて安心するからです。
社長が先頭に立ってブログを発信する不動産会社に人は集まってきます。だから、小さな社長一人の不動産会社がブログ集客ができるのです。
ネット集客は社長の行動力の差と言っても過言ではありません。
関連した記事を読む
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/21
- 2024/11/20