物件とブログ、グーグル映えするのはどっち?
不動産会社のホームページと言えば『物件紹介』が当たり前、でした。
ポータルサイトで物件を見つけた人がポータルサイト上から問合せをしないで、さらにインターネットで訪問する不動産会社を探しています。お客さんの不動産会社選びが物件より、個性や特色ある不動産会社を求めるようになりました。
その結果、お客は特色のない駅前の不動産屋をスルーして、駅から離れた個性的で強みをアピールする不動産会社を目指すようになりました。
これからの不動産ホームページは「グーグル映え」がテーマになります。
ホームページさえあれば、誰でも集客できると信じていた
10年前はホームページに物件を掲載するだけで集客ができました。写真はあってもなくても、文字だけの帯情報だけで集客ができました。
だから努力しなくてもホームページに物件情報があるだけ集客できた時代でした。理由は、ホームページを持つ不動産会社がまだ少なかったからです。
その後、いろんな物件紹介システムが登場して多くの不動産会社がホームページを開設しました。競争が激しくなりました。
いつの間にか、努力しなくても集客できていた時代は終わってしまいました。この終わりこそ、新しい時代へのはじまりでした。
他社との違いを伝えると「グーグル映え」する
新しい時代の考え方はとてもシンプルでカンタンです。それは『他社と違いを鮮明にしてブログで伝えること』です。つまりグーグル映えすることです。
1)他社と違うことをすること。(ブログ活用)
2)その違いを分かりやすく伝えること。(自社の強み特色)
3)グーグルで上位表示されること。(グーグル映え)
伝えなければ見つけてもらえません。
・近隣の他社と何が違うのか?
・どこが優れているのか?
短所は、もしかして長所になるかもしれません。
下記は事例です。
事例 誰にも見向きされなかった物件が大人気になった理由
お得意様の事例を紹介します。
・駅から徒歩30分以上離れた賃貸アパート
・バス便はありますがバス停から10分と不便
・ポータルサイトは駅近優先のため物件が上位表示されない
・丘の上にある物件から見える景色は高原にある別荘の雰囲気
・「都心に近い別荘」(というような)というキャッチフレーズでブログ紹介
その物件はとても人気になり、今ではつねに満室状態です。
条件がよくないため、他社が取り扱わないかったので競争がなかった。
ポータルサイトや不動産サイトでは不人気でも、ブログで紹介すると『グーグル映え』しました。
利便性だけが顧客のニーズではありません。
多くの人に不便な物件でも、紹介方法の工夫が功を奏したのです。
物件よりブログの方が、グーグル映えする
ホームページの物件数が多くなるほど、物件が数に埋もれてしまいます。
近頃の大家さんは不動産会社のホームページをよく研究して訪問します。不動産会社のこともよく研究しています。
どの不動産会社に募集を頼むことが効果的かと考えています。ブログなどのコンテンツが充実している会社は大家さんから評価が高いようです。
大家さんから受託を増やしたいなら、グーグル映えするブログを発信しましょう。
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