5秒ガマンだ! 怒りが収まるまでの時間
このことを理解していれば、怒りによる他人への傷付けやビジネスチャンスの損失を減らすことができます。つまり、怒りをコントロールできれば、運も自然と開けていくのです。
怒りが爆発するまで、5秒間 我慢できれば運が開ける
怒りは人によって様々ですが、エスカレートしていく傾向があります。そして、怒りがピークに達すると、声を荒げて暴言を吐いたり、場合によっては手を上げたりすることもあります。
私の経験から言えることは、怒りが起きてから声を発したり、態度に現れるまでには約5秒ほどの時間があります。この5秒間を「怒るな、今怒ったら負けだ」と自分に言い聞かせて、怒りの爆発を抑えることができれば、ほぼ怒りを収めることができます。
瞬間的に怒ることで、大切な人や物事を失ってしまった経験はありませんか?
5秒間で大切なものを失うなんて、愚かなことですよね。多くの人々(私自身も含めて)が怒りによって、本来避けられたはずの苦痛や苦悩を経験してきました。
この5秒間を我慢し、自分自身を抑えることができれば、人生を大きく変えることや自身で運を切り開き飛躍することができます。
怒りを感じたら目を閉じて大きく深呼吸する
怒りを抑えるための自己訓練法があります。それは、意見や考え方の違いや相手の態度言動に我慢できない場合でも、「私は怒らない」「怒るな、我慢しろ」と自分に言い聞かせることです。
そして、目を閉じて、鼻から深く息を吸って、ゆっくりと口から吐きます。この5秒間の呼吸法で、怒りは不思議にもスッと消えていきます。
怒りを鎮め、運を開くための訓練法です。負けず嫌いが高じて、相手を論破することよりも、笑って収めるような対応をすれば、ほぼ揉め事を回避することができます。これも訓練の一環で身につけることができます。
電話やメールで怒りをぶつけてくる人には要注意
争いたくないのに、わざわざ追いかけて怒りをぶつけてくる人がいます。
最近では、電話やメール、SNSでクレームや怒りをぶつけてくる人も増えています。このような人々は厄介です。
怒っている人と冷静に会話して問題を解決することは難しいです。そういう場合は、無視するしかありません。
クレームを解決する方法として、「時間を変える」「場所を変える」「人を変える」という手段があります。
要は、なんとか相手に話させて、聞き役に徹してその場を落ち着かせて、時間をおいて冷静になった後に解決を図ることです。怒りは5秒で収まる瞬間湯沸かし器です。これは相手にも言えることです。
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