32歳独身者の相談、不動産を買うか、賃貸か
「不動産を購入して、35年も住宅ローンの返済をするなんて」と悩むブログ読者からご相談がございました。
現在32歳独身の男性です。今すぐ結婚の予定はないが、35歳までには結婚して、子供2人をもうけて40歳で不動産購入を考えているそうです。
正解はありませんが。欲と見栄を捨てると答えが見えてきます。
40歳から35年ローン、退職後は年金で返済?
40歳で35年ローンを組んだ場合、完済する頃は75歳です。仮に65歳で定年退職して70歳で年金を受給するとして、完済するには退職金で返済するか、年金または預金で返済することになります。
先のこととはいえ考えただけでもゾッとします。
その間に世の中の経済情勢、勤務先の状況、子供の教育、親の健康問題、自身や家族の健康問題など、予測不能なことを想定すると、果てして40歳で住宅購入が幸せか不幸か。
子供が自立後狭小住宅へ引越、夫婦だけなら50m2で十分
一つ目の提案ですが、この方の場合、子育てが終わる55歳くらいまで賃貸、子供たちが成人自立して家を離れる頃になったら、夫婦2人だけの生活なので、広い住宅でなく、狭小住宅に住み替えるプランの提案です。
50m2の1LDKもあれば生活できます。退職金でも購入できます。
どこでも好きな場所で住むことも可能です。年金暮らしを考えれば、都会より地方が生活は楽になります。
古民家を購入してリノベーション 夢が広がる
2つ目は、勤務地から2時間以内にある古民家か格安のマンションを購入してリフォームして住むプランです。
リモートワークや転職など環境を変える決断が必要かもしれませんが、人はどこで住もうがどんな暮らしをしようが本来自由です。
親と同居も新しい考え方
相談者の両親は地方在、60代後半で健在です。両親の介護も考えているそうなので、この際、実家をリフォームして両親と同居することも選択肢の一つではないでしょうか。
人生をどう生きるかはその方の考え方次第です。多様性を持って柔軟な考え方で自由な生き方こそ夢がある生活ではないでしょうか?
少なくとも年金で住宅ローンを返済するよりは、、、
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