物件案内が有料になる日がやってくる?
不動産業界において、長らく不動産営業は成約後に手数料を受け取る成功報酬型の仕組みが主流でした。つまり、成功した取引に応じて収益を得る仕組みです。
しかし、最近ではインフレや物価の上昇に伴い、ガソリン代などの経費も増加しており、物件案内にかかる費用がかさみ、将来的には物件案内自体が有料になる可能性が浮上しています。
成功報酬型営業で良いのか
この成功報酬型の営業モデルが今後も適しているのか、その点について考えてみましょう。
実例です、約20年前、地方から来た学生が賃貸物件を探しに不動産担当者に尋ねたところ、案内に料金がかかるのかと質問されました。都心の不動産業者では、1件につき2,000円かかり、3件案内された場合には6,000円の費用が発生し支払ったと言っていました。
当時私は周辺の同業者を含め、案内料金をもらう習慣がなかったのでいただきませんでした。2物件案内して成約に至らなかったので、1円にもなりませんでした。
今思えば、この都心の業者のやり方は、経費をカバーし、サービスの品質を保つ観点から考えると理解できます。
実例です、約20年前、地方から来た学生が賃貸物件を探しに不動産担当者に尋ねたところ、案内に料金がかかるのかと質問されました。都心の不動産業者では、1件につき2,000円かかり、3件案内された場合には6,000円の費用が発生し支払ったと言っていました。
当時私は周辺の同業者を含め、案内料金をもらう習慣がなかったのでいただきませんでした。2物件案内して成約に至らなかったので、1円にもなりませんでした。
今思えば、この都心の業者のやり方は、経費をカバーし、サービスの品質を保つ観点から考えると理解できます。
一人社長の零細店こそ有料案内にチャレンジを
特に個人経営の小規模不動産業者は、成功報酬型の仕組みを柔軟にアレンジし、有料案内を導入するチャンスを検討すべきです。
お客様は、信頼できる不動産会社と契約したいと考えており、個別のサービスや責任感を提供できる不動産業者に魅力を感じます。
歩合制の大手不動産企業よりも、社長自身が案内や接客を行い、契約後も売主や大家さんに対応することを強調することで、お客様は有料の案内にも納得するでしょう。
お客様は、信頼できる不動産会社と契約したいと考えており、個別のサービスや責任感を提供できる不動産業者に魅力を感じます。
歩合制の大手不動産企業よりも、社長自身が案内や接客を行い、契約後も売主や大家さんに対応することを強調することで、お客様は有料の案内にも納得するでしょう。
今こそ案内有料化を不動産業界のスタンダードに
今こそ、新しい試みに挑戦する絶好の機会です。数年後には、このアプローチが業界標準となるかもしれません。
不動産業界において、サービス提供の方法を見直し、お客様にとって価値あるサービスを提供することが重要だからです。
この記事を書いた人
中野 忠
ドリームワン代表の中野です。ブログを活用してたくさんの人をホームページに集めるアプリ『ドリームX』を提供しています。
お得意先の大半が社長1名から5名以下の零細不動産店です。ドリームXを活用すれば、一人社長の不動産店でも月間1万PV(ページビュー)のホームページ運営が可能です。
ネット集客したいなら、顧客に役立つ情報をブログで発信して “この店のあなたで決めたい” と思ってもらう技法です。『ドリームX』はネット集客に優れた仕組みのアプリです。
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保有資格:宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級建築施工管理技士
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