毎月1人の反響・来店客を獲得するために必要な数値とは
もしあなたがハンバーガーショップの店長をまかされたら。社長から3ヶ月後以降毎月20万円売上アップの指示がありました。理由は家賃の値上げ、材料費などの物価が上がり、人件費や広告費などの経費高騰になったことなど、世の中の変化に対応することが求められました。
現在の状況から判断すれば、この指示には逆らえません。店長のあなたならどうやって売上をアップさせますか?
客数を増やすか? 客単価を上げるか?
ハンバーガーショップの現状は
・朝とランチ時は社会人で店内はほぼ満席
・午後や夕方以降の夜は学生でほぼ満席
つまり、このハンバーガーショップはいつも満席状態です。うらやましい限りですね。でも世の中は理不尽です。それでも売上アップが求められるのですから。
そんな人気のハンバーガーショップの店長のあなたは、どのようにして月に20万円の売上アップをしますか?
A:客数を増やす(広告する、クーポン利用などによるキャンペーンをやる)
B:客単価を上げる(商品値上げ、客の目の前でもう一品追加をお願いする)
店内はいつも満席です。その状態で客数を増やせば逆効果になりかねません。
答えはBですね。でも本部や社長の指示があれば問題ありませんが商品を勝手に値上げすることはできません。今すぐ商品の値上げができないとなると客単価を上げるには、スタッフが「ドリンクはいかがですか」「チキンナゲットはいかがですか」「ポテトはいかがですか」と一言声をかけるやり方です。
ホームページ訪問者を増やすか? ページビューを増やすか?
ホームページも同じです。ホームページの場合、
・訪問者が客数
・PV(パージビュー・クリック数)が客単価
です。
経験があると思いますが、ホームページの訪問者を増やすのはとても大変です。しかしホームページ内にたくさんの役立つコンテンツがあり、訪問客に別のコンテンツをクリックしてもらえるように「次の記事はこちら」「以前の記事はこちら」関連する記事をタグ付けなどしておけば他のコンテンツをクリックしてもらいやすくなります。PV(上記ハンバーガーショップの売上)を増やすためのちょっとした工夫です。
99円で玉子を提供してお客を呼び寄せて、他の商品を買ってもらうスーパーマーケットの商法と同じです。PVを増やすと、グーグルが評価して上位表示されます。すると不思議なことに訪問者が増えます。ホームページ訪問者とページビューの相乗効果が期待できます。
毎月1人の反響や来店客を獲得するには月間3000PV以上
最近のインターネットの調査ではホームページのページビュー(PV)の0.02〜0.05%が問合せや来店になると言われています。
・0.05%の場合なら:月間2000PV x 0.05%= 1人
・0.02%の場合なら:月間5000PV x 0.02%= 1人
つまり、毎月1人の問合せや来店客を安定して獲得するには、ホームページのアクセス数が少なくても月に2000~5000PVが必要ということです。これがホームページにたくさんの人を集めることが大切な理由です。
たまに月間1000PV、2000PVくらいで問合せが入ることがあります。でもそれは偶然と考えるべきでしょう。その後の継続はあまり期待できないでしょう。毎月コンスタントに問合せをもらうには安定したPVが必要になります。
この問合せの確率のことをインタネット用語でコンバージョンと言います。
ドリームX導入会社の事例ですが、PVが多くなるほど問合せ、成約が増えることが分かっています。大体、月間1万PVを超えると物件を登録しなくても「他社のホームページで見た〇〇マンションをオタクで紹介できますか?」と月に数件の問合せを得ることができ成約になります。
ホームページで物件を紹介しても集客できない理由
今、あなたがホームページでやらなければいけないことは。
・ホームページのPVを増やすこと
・そのために訪問者に役立つコンテンツ(ブログ記事)を増やすこと
・PVを増やすために、複数のコンテンツをクリックしてもらうこと
・月間1千PV、2千PV、3千PVと着実にPVを増やすこと
・PVが増え、3千PVを超えるとグーグルが評価します
・グーグルに評価されるとホームページ訪問者が増えます
上記は自力でできます。あなたの会社が生き残るために必要な作業です。なぜ、ブログで集客できるか分からないというご質問をいただきます。答えは簡単です。ブログはキーワード検索に強いからです。
反対に物件紹介だけのホームページでは物件しかなく、キーワードで検索されるコンテンツがないのでキーワード検索されません。これが物件紹介が中心のホームページが集客できない理由です。ホームページにたくさんの人が集まらないから問合せや来店がないのです。
ホームページ集客とは? ホームページにたくさんの人を集めることです。そのためにはホームページをたくさんの人に見つけてもらう必要があります。見つけてもらうにはキーワード検索に強いたくさんのコンテンツが必要です。
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