お客さんが勝手にやってくる仕組みをつくる
先日お得意先の社長様から電話をいただきました。社長様はブログを書くことが楽しいと話してくださいました。すでに成約もしているとご報告をいただきました。
ブログを始めて6ヶ月で売却相談5件→受託2件→成約1件
1年前に不動産を売却するかどうかと相談で来店された一人の不動産オーナーがいました。結局そのオーナーとは縁がなく他社に専任を委託されました。
社長様はその不動産オーナーの相談内容と人柄が忘れられず、その方の相談内容と解決方法をブログの記事にして発信しました。
ブログ集客をやる前は物件情報だけのホームページでした。年に1、2件の問合せがあるくらいでホームページではほとんど成約したことはなかったと言います。
ブログ集客をはじめたきっかけは、某マーケティングセミナーで刺激を受け、新しい発見をしたからでした。そのセミナーは不動産会社向けではなかったのですが「ホームページ集客はブログが1番」という講師の言葉だったそうです。
それ以来、ブログやコンテンツマーケティングに強い興味を持ち、いろいろとご自身で研究した結果 ブログ集客を始めることにしました。
そしてブログを書き続け6ヶ月経った頃、
・5人のオーナーが相談にやってきて
・そのうちの2人のオーナーから売却を受託し、
・1件を片手で成約することができた
と笑っていました。
ホームページの見栄えを良くしても問合せ、反響は増えない
以前、社長様はホームページビルダーでホームページを作っていました。ある時から不動産ソフトの会社からWordPress(ワードプレス)が良いと言う話を聞いてトップページやブログなどをWordPressを使うことにしました。
その時、社長ご自身はホームページビルダーやWordPressが操作できることに優越感があったそうです。
その頃は、同じ不動産ソフトを利用している仲間と情報交換などで群れにいることに安心していました。でも物件を入力したり、写真を撮って加工したり、どんなにホームページの見映えを良くしたところで、いつまで経っても問合せや反響はありませんでした。
いつの間にか物件写真をキレイに加工したり、360度動画を取り入れたり、新たにお金をかけてホームページの見映え良くすることに大半の時間をかけていることに気づきました。いわゆるホームページオタクになっていました。後でわかったことですが、同じ不動産ソフトを利用していた仲間も同じでした。
その後もホームページをイジっているうちに、それは「物件やホームページに恋して、お客さんに恋していない」ことに気づきました。セミナーに参加してからは、ホームページ集客は物件の数、ホームページの見映えではなく、中身(コンテンツ)がいかに充実しているかということに気づきました。
社長様は、今では時間さえあれば不動産オーナーから相談されてことを記事にして解決方法をブログにして発信しています。今ではホームページをキレイしたり、ホームページを改修する時間がいかに無駄なことだったか反省して勿体無かったなあと感じています。
ブログ集客をやればお客さんは勝手にやってくる
社長様はマーケティングセミナーに参加後に猛省したそうです。それは
セミナーでは「ブログを活用してマーケティングをやれば、お客さんは勝手にお店を目指してやってくる。今は商品(物件)で集客する時代ではない。お客さんの悩みや困っていることを解決してあげることが大事」というマーケティング手法に衝撃を受けたそうです。
不動産ホームページは、物件を紹介して売り込むことが当たり前だと思っていたので驚きでした。それでもホームページとポータルサイトにいくらお金をかけても上手くいかなかった。だから思い切ってブログ集客、コンテンツマーケティングに方向転して良かった。
ブログ集客、コンテンツマーケティングをはじめたばかりですが冒頭のような結果になりました。
「もっと記事数を増やして、相談された不動産オーナーを顧客ターゲットとしてブログを発信しています。これからは毎月5人の不動産オーナーからの受託できることを目指します」と元気な電話の声でした。
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