決まる不動産接客法1 飛込み客への最初の一言
私が実際にやって効果があった接客法です。この接客方法があなたにフィットするかどうかは分かりません。でも少しでもお役に立てたらイイなと思ったのでブログで紹介します。1回目は「飛込み客への最初の一言」です。参考程度に読み流してください。
「どんな部屋をお探しですか?」ではない
「いらっしゃいませ。どんなお部屋(不動産)をお探しですか?」
不動産会社が最初にお客に掛けるのがこの言葉です。(私もそうでした)
実は最初にこの言葉を掛けると、接客が深みに入って「決まる」という接客ができなくなります。その前にお客の言い分や都合を聞く必要があります。
「入居(購入)時期はいつですか?」でもない
そして次に多く聞くのが「入居時期(購入時期)は?」ですね。これも、最初に聞いてしまうと徒労に終わる場合があります。
お客は飛込み客です。実は不動産会社のあなたがどんな人か分かりません。そう簡単に本音は言いたくありません。
不動産会社は決めて手数料を貰うのが商売ですから、早くお客の要望を聞いて満たす物件を紹介したいと思ってしまいます。
でも焦りは禁物です。では最初に聞く言葉は?
「きょう、お時間どのくらいありますか?」お客の真剣度を確認して接客する
最初に掛ける声は「今日はどのくらいお時間がありますか?」です。これでお客の真剣度が分かります。
「1時間くらいです」と言われたら、
・案内する時間はない
・どんな物件があるか知りたいだけ(探りのために来店した)
・今日は決めない
こういうお客は、今日は決めないので良い印象だけを与えて再来をしてもらう接客をすることです。
「今日は大丈夫です(時間はあります)」
・決めるためにやってきた
・案内に持ち込める
・飛込み客だけど、ホームページやブログを読んでいる可能性が高い
こういうお客は、決めるためにやってきています。できる限り申し込みまで貰えるように忙しくても途中で帰さないようにスタッフ同士で時間のやり取りを行ってください。
相手の真剣度は表情や仕草では分かりません。でもこっちも相手に振り回される訳には行きません。
接客の第一声は「今日どの位お時間がありますか?」で成約率は50%くらいアップします。私もこの方法で成約を増やしました。
接客が苦手な方はぜひ、やってみてください。
決まる不動産接客法2 宝はゴミの中に、ゴミを拾って運をつかむ
決まる不動産接客法3 お客に信頼される接客と内見
決まる不動産接客法4 グループ接客
関連した記事を読む
- 2024/11/21
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18