【保存版】1年で地域1番の有名不動産店になれるブログ集客法
不動産ポータルサイトを使うメリットとデメリット
街の小さな不動産会社は物件に集中する前にネット上で自社の知名度をあげることが大切です。ネットにはたくさんの不動産物件が一度に見られるサイトがあります。
ホームズやSUUMO、アットホームなどです。テレビCMもよく流れているので、使ったことはなくても、名前はよく知られていると思います。これらは不動産のポータルサイトと呼ばれている不動産まとめ広告です。
不動産会社がネットを活用するときに最初に考えるのはポータルサイトへの登録でないでしょうか? ここではポータルサイトを利用するメリットとデメリットをご紹介します。
不動産会社と不動産オーナーのメリット
不動産ポータルサイトはたくさんの人に、街の不動産会社が取り扱う物件を見せることができます。テレビCMなども打っていて知名度があり、全国から多くのアクセスが集まります。
アクセスしてくる人の多くは、自社のことを知りません。ネットのない時代は、近所の人にしか自社の物件を見てもらえませんでしたが、ネットがあれば遠隔地からでも自社の物件を見てもらえます。
掲載数で料金が変わったり、掲載数は無制限で、反響数に応じて課金されるものもあり、自社に合ったプランが、活用できるメリットがあります。
不動産会社と不動産オーナーのデメリット
ポータルサイトでは、一度にたくさんの物件を見ることができます。ライバルと同じところに整列(戦う)しています。お客様もたくさんの物件に目移りします。
また一つの物件を複数の不動産会社が掲載しています。そのため掲載しても自社への現実的な集客にはなかなかつながりません。
ポータルサイトは、掲載している不動産会社の広告費で成り立っています。手数料の額で掲載件数が決まります。当然ですがたくさん掲載すると広告費の出費が増えます。物件が重複しても掲載数が多くなればなるほど、運営会社が潤います。
登録した物件に、反響があっただけで、家賃の比率で課金されるものもあります。高い家賃の物件に反響が入ると、高額な費用になります。そのため成約しても利益につながらないことがあります。
お客様側のメリット
1つのサイトでいくつもの物件を見ることができます。以前なら、実際にいくつもの不動産会社を見て回る必要がありましたが、ポータルサイトなら条件を入力するだけで、希望に合った物件を見ることができます。遠隔地からでも、引越し先のことがよくわからない人でも、現地に行かなくてもいろいろな物件情報を見ることができます。
ポータルサイト内では不動産会社同士の競争があるために、不動産会社には聞きにくい「わがまま」な条件でも、遠慮なく検索条件に入れて絞り込むことができます。
お客様側のデメリット
ポータルサイトは物件を見るだけです。その地域の土地柄や住み心地など、細かい情報はわかりません。カスタマイズ性がないので条件に合ったところが掲載されていたとしても、検索条件以上の情報は手に入りにくいです。
ポータルサイトだけでは、訪問する基準にはなりません。物件に当たりを付けて、その後、その物件名や住所などで検索して取り扱う不動産会社を探すのが主流です。
つまり、ポータルサイトは物件を探す消費者側から見ると、物件の目次、索引の役割になっています。
不動産ポータルサイト「ご利用は計画的に」
ポータルサイトは広告です。街の小さな不動産会社は、ポータルサイトの利用は計画的に行いましょう。どこかのTVCMのようですが。
高額な手数料がかかるうえ、自社のホームページに資産として残らないで、費用を払い続けつけないと怖くなるからです。広告による集客は即効性が高く、広告を出したその日から集客が見込めるという狙いがあります。
そもそも、広告は高額な広告費を払わない(払えない)小さな不動産会社にとっては救いです。
例えば、テレビ広告や新聞折込チラシは高額で誰もが高額な費用を払えないから効果があるのです。しかし、不動産ポータルサイトの場合は近隣で多くの同業者が利用しています。これでは効果が年々薄くなります。
最近は多くのオプションがあり、年々高額になっています。さらに、ポータルサイトは広告をやめた瞬間に集客力が落ちてしまいます。
そのためには、資産になる自社のコンテンツを発信して、ブランド戦略やきめ細かいサービスで「顔の見える不動産会社」を目指したいですね。自社のファンを増やせば、固定客をベースにした息の長い経営ができます。
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