ジャパネットに学ぶ「何を買うか」ではなく「誰から買うか」
周囲を見渡して数ある不動産会社の中で、あなたのお店が選ばれるにはどうしたら良いでしょうか?
・クチコミですか?
・ポータルサイトですか?
・グーグルやヤフーで検索されることですか?
テレビショッピングのCMはとても参考になります。しかもどれもストーリーが同じです。
ホームページを「誰」に見つけてもらいたい?
これからの不動産会社のホームページは誰にどのように見つけてもらうかが重要です。
多くの不動産会社は空き家・空室を埋めるために入居者・購入者を奪い合っています。でも空き家・空室問題で悩んでいるのは大家さん、売主さんです。好立地で築浅物件を所有る大家さんは余裕がありそうにしていますが、これから確実に困る人たちです。
これからのホームページのターゲットは「大家さん・売主さん」です。これに気付かないでいると不動産会社は生き残れないかもしれません。
どんな方法で見つけてもらうか?
いちばん効果があるのはクチコミでしょう。しかし、クチコミは紹介者が介在します。効果が高いだけに、クチコミは余程のことがない限りむずかしい方法です。
次はポータルサイトです。ポータルサイトの目的はお店より、物件がメインです。1つの物件に多数の不動産会社が連なっている状態です。その中から選ばれるのは、これまたむずかしいです。
3つ目は検索です。
上記の2つに比べて地味ですが、軌道に乗れば効果が持続します。ブログやコンテンツはグーグル検索で見つけてもらうのに効果があります。グーグルはブログやコンテンツを検索結果で評価すると発表しています。
グーグル検索でブログやコンテンツを見つけてもらい、ブログやコンテンツ経由でホームページへ誘導する方法です。
モノからヒトへ「何を買うか」から「誰から買うか」
インターネットの普及で、誰でも簡単に商品を探すことができるようになりました。
例えば
電子レンジを購入する場合です。
・アマゾンのネットで買うか?
・電気量販店の店頭で買うか?
・ジャパネットのTVショッピングで買うか?
などの方法があります。
・若い方なら設置は自分でやる。
・使い方の説明がなくてもいい。
・1円でも安いアマゾンで購入するでしょう。
しかし、高齢者はメーカーのパンフレットやホームページの商品紹介では不安です。
ジャパネットは
・他社より数千円高い商品です。
・送り届けて設置してくれます。
・設置時に使い方を教えてくれます。
・古くなった電子レンジを引き取ってくれます。(有料)
・購入後の操作方法も電話でメーカー以上に詳しく教えてくれます。
数千円高いですが、この差は安心料、親切料です。今は昔と違ってモノ余りの時代です。どんなモノでも探せば見つかります。
人それぞれ購入する理由は様々です。少しくらい高くても設置してくれたり、引き取りがあるならとジャパネットで購入します。
「何を買うか」ではなく「誰から買うか」の時代です。そのために、どんな方法であなたのお店を見つけてもらうかが、どの不動産会社も課題です。
物件だけのホームページでは、あなたのお店を見つけてもらうことはかなりむずかしい時代になりました。あなたのお店がジャパネットになれば良いのです。
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