ブログは社内で分担して作ろう
不動産会社でも複数のスタッフがいる場合はブログ担当者を複数で分担してプロジェクトチームを作るのがよい、というお話をしました。
では、具体的にどうすればいいのでしょう。
複数スタッフで記事を作成するメリット
理由の1つは、ブログの担当者を1人に決めるとその人だけに負担がかかってしまい、通常業務ができなくなってしまうからです。通常業務があるので、更新が滞ることも少なくありません。
もう1つは、1人で書いているとどうしても話題が偏ってくるためです。不動産関係の話題が多いですが、不動産に関する話題でもいろいろなものがあります。
1人ですべての範囲をカバーすることはできません。いろいろな話題を取り扱うためには、記事作成チームを編成することが理想的です。
ブログは、広報活動として会社全体で取り組むプロジェクトなのです。
記事内容で書きやすさや長さが異なる
全員の記事作成数が同じくらいになるのが理想的ですが、なかなかそういうわけにはいきません。営業エリアにある店舗の開店・閉店、紹介などの「街の最新情報」は数がかなり多くなります。
そのような記事はテンプレートのように決まった形で書くことができるので、作成時間は比較的短くて済みます。むしろ自分の順番が回ってくるまでに話題が溜まってしまうこともあるでしょう。
不動産を所有している大家さんが興味を持つような「トラブル事例」や「役立つイイ話」は、数は比較的少ないですが、記事はどれも異なりますし、1本の記事が長めになります。
法規関係や経理関係の記事も内容的に難しく、かなり長い文章になりがちです。しかも季節ものの記事で、1年を通して作成できる記事ではありません。
こういう記事の担当者は、通常のチームではなく、その季節が近くなったらお願いする形でもいいでしょう。
どうやって記事のバランスを取ればいいのか?
簡単なのは、1本の記事の長さをおおまかに決めてしまうことです。長過ぎると最後まで読んでもらえなくなるからです。
記事の長さは「街の最新情報」を基準にすると便利です。「街の最新情報」は案内するための地図や、開店日、時間などの表が入ることが多いので、文字数ではなく見た目の長さで決めたほうがいいでしょう。
あまりにも長い記事は「その1」「その2」という形で分割しましょう。「トラブル事例」や「役立つイイ話」は、描写次第で2回分くらいになります。
法規関係や経理関係の記事は、内容的に小分けして連載にすればわかりやすくなります。
そうすれば記事数の多い「街の最新情報」と、その他の記事数のバランスも取れるでしょう。
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