Vol.39 狙った相手にブログを届ける方法
前回の記事で、不動産会社のブログで目的に合った記事を作成するためには、キーワードを決めて共有するとよい、というお話をしました。
さらに目的に合った記事を作成するためには、記事のターゲットを決めましょう。
ターゲットをはっきりさせよう
街の小さな不動産会社のブログでは、目的がはっきりしています。つまり、目的を決めた時点で記事のターゲットも自動的に決まっているのです。
そこではっきりとターゲットを決め、ブログ担当者で共有することで、より目的に合った記事を作成することができます。
ターゲットが決まっていないと、記事を誰に向けて書いているのかがはっきりしないため、記事の内容がふらついてしまいます。
そのような記事では、言い訳が多くて優柔不断という印象を与えてしまいます。
ブログを読んでもらう相手先を決めよう
はっきりした記事を書くためには、ブログ全体のターゲットを決めて、その人に向けて記事を作成するようにします。街の小さな不動産会社のブログでは、もちろん不動産会社の顧客となる大家さんや借り主がターゲットとなります。
なかでも街の小さな不動産会社との取引や接触が多いのは街の物件を持っている大家さんです。そこで、大家さんをターゲットにしてブログを作成するのです。
ブログや記事のターゲットとなる人物像を「ペルソナ」と言います。覚えておいてください。
ターゲットを具体的にイメージできる
ペルソナを決めるとは、単に「ブログのターゲットを営業エリアに物件を所有する大家さんに決める」ということではありません。ターゲットとなる大家さんをできるだけ具体的にイメージすることです。
年齢、性別、趣味、家族の状況、他に仕事をしているのか。不動産会社にはどうやって連絡しているのか。担当者とはどういうやりとりをしているのか。持っている物件についてはどう考えているのかなど。細かいことを決めます。
例えば、数日前に相談にやってきた大家さんです。その大家さんのご相談内容を氏名や地名を仮称にします。相談内容をできるだけ具体的に記事にすると良いでしょう。
これはとても効果がある書き方です。その大家さんと同じ悩みや問題を抱えている大家さんは、周辺に意外に多いからです。「私と同じような悩みに共感する」ということです。
実際にあった相談内容で記事を作成すると書きやすくなります。正しくターゲットにあてた記事を作成することができます。
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