決まる不動産接客法4 グループ接客
決まる不動産接客法4回目です。
これは何が何でもお客さんを丸め込んでしまおうと言う怪しい接客法ではありません。
グループ接客がスムーズにできるようになると案内から成約が一気に増えます。
スタッフがいない一人のお店や歩合制の会社では無理です。特に素人の新人を育てるには効果的な接客法です。この手法が合わない会社も多いと思いますので参考程度に読んでください。
スタッフ2人以上のお店で可能です
社長とスタッフ、先輩スタッフと後輩スタッフ。スタッフ2名以上のお店ならグループ営業ができます。
1)最初は後輩スタッフ(先輩スタッフ)が1対1の接客をします。
2)途中で周辺環境や近況、物件に詳しい他のスタッフが接客に参加をします。
3)スタッフを仲間に入れて2対1の接客をします。
効果は、
・1対1の接客に比べてお客さんは安心感を持ちます。
・「店のスタッフが協力して不動産探しを応援してくれる」と信頼が高まります。
・空室の確認や鍵の手配、資料の印刷など分担できますので接客がスムーズになります。
・双方にストレスが生じません。
接客効率が高まり、案内に持ち込みやすくなります。
未経験者、新人の育成にも役立つ接客法、事務員だった女性が営業に目覚めた事例
どんなにAIやロボットが進出してきても、人が行う不動産接客は無くなりません。それ以上にますます面倒なお客さんが増えて接客がむずかしくなっています。新人で入社した営業も育ちません。結果退職するということになります。
このグループ接客の他のメリットとして、新人の育成に役立ちます。
新人のスタッフは、接客慣れしていません。せっかくの案内や成約のチャンスを失う可能性があります。お客さんが少ない今では接客ミスで失注されては困ります。
事務員だった女性がこの接客法で営業に加わる面白さを知って、営業になったという報告もいただいています。
先輩や上司が新人の接客に付くことで新人スタッフも安心できます。グループ接客で成約率も高まります。
接客だけでなく、案内にも効果を発揮できる
繁忙期以外で来店や案内が集中しない時期であれば、接客以外に案内にも活用できます。2名のスタッフが車の運転と案内を交互に行います。
・1人が現地を案内している間に、
・運転手を任されたスタッフは次の案内の物件の鍵を預かったり、
・案内が終了した物件の鍵の返却をします。
そうすれば有料の駐車場に入れることもなく、効率良く案内ができます。
決まる不動産接客法1 飛込み客への最初の一言
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